- 長く使う為に ―
缶バッチを長く使用(在庫で置いておく場合等)するための保存方法を紹介させていただきます。劣化の原因としてはサビが一番多いのでサビに対処する方法にフォーカスしていきます。
あくまで理想的な方法を提示させていただきますので、ご自身の環境に合わせて工夫していただけると幸いです。
劣化の種類
劣化の原因は 1.サビ > 2.何かにぶつかって破損・へこみ・傷 > 3.インクが変色 によっておこります。
2.何かにぶつかって破損・へこみ・傷については大抵気を付けている事なので保存方法としての話は省略させていただきます。
サビによる劣化に一番気を付けた方が良い理由
「何かにぶつかって破損・へこみ・傷によって劣化」は販売や配布を目的とした方なら一番注意して防いでいるところだと思います。
「インクが変色」についても人生の経験上、「外に置いておくと物は劣化していく」ことを皆さん人生の中で身につけていることだと思います。
結構意識から外れてしまうのがサビによる劣化です。いつの間にかサビているということが多いのです。
サビの原因は水分と酸素
サビは水と酸素が化学反応を起こすのが原因です。
この原因をつくらないようにすることが必要ですが、酸素を無くすことは日常で難しいと思いますので缶バッチにできるだけ水分を寄せ付けないのが一番錆を起こさせないことに繋がります。
サビ対策
水分を寄せ付けない方法
- 湿気のある場所を避ける
- 寒暖の差が無い場所を選ぶ
- 袋や段ボール箱に入れる
- 除湿剤等で湿気を取る
1. 湿気のある場所を避ける
一番オーソドックスで簡単な方法なので忘れずに湿気のある場所を避けるよう心がけましょう。
2. 寒暖の差が無い場所を選ぶ
温度の落差が激しいところは結露が発生して缶バッチに水分が付着しやすくなりますので出来る限り一定の温度で管理するようにしましょう。
3. 袋や段ボール箱に入れる
袋や段ボール箱に入れればある程度空中の水分から缶バッチを保護できると思います。紙袋や段ボールは湿気を吸ってくれるので最適です。
但し、湿気を吸ってしまった紙や段ボールは干したり乾かしてから使用することをお勧めします。
4. 除湿剤等で湿気を取る
除湿剤・乾燥剤・炭・除湿器等を使って湿気を取るようにしましょう。
一般家庭でできる湿気対策
一般家庭でもできる湿気対策をご紹介させていただきます。
用意するものは新聞紙とダンボール。どちらも湿気をとる役割を果たしてくれますし、ダンボールは缶バッチを光や湿気から守ることができます。
もう少し手の込んだ対策として、ダンボールの中に丸めた新聞紙と除湿・乾燥剤を入れ、そこにOPP袋に入れた缶バッチを入れると湿気から缶バッチを守ることができます。※おかれた環境にもよりますし、必ず防御できるということではありません。
注意点としてはOPP袋にも入れていない素の缶バッチに新聞紙や紙に包んだり、除湿・乾燥剤に触れさせたりはしないようにしましょう。どちらも水分を吸収しているので水分を含んだ新聞紙・紙・除湿剤・乾燥剤に触れてしまうとその部分からサビが発生してしまいます。OPP袋等で缶バッチを触れさせないようにするのが最善です。
また、缶バッチ(ダンボール)を置いておく場所はひざの高さから胸の高さまでが良いと思います。理由としましては床には湿気が溜まりやすいですし、天井(に近いところ)は寒暖の差が大きくなるという点です。
風通しの良い場所が望ましいですが、湿気から守るということもあり、屋外や出入り口付近には置かない方が良いでしょう。
いかがでしたでしょうか?ちょっとした工夫で缶バッチを長く保存できると思います。“条件が揃えば” 5年以上劣化せずに保存することも可能ですので是非お試しください。
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